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和訳

受験で使われている英文の素材は大きく分けて2つあります。1つは現代英語、つまり最近使われている英語です。もう1つはちょっと昔の英語。受験英語ではよく見られますが、一般的にはあまり流通していません。なぜこういうことが起こるかというと著作権の問題があるからだといわれています。あるアメリカの大学の教授が入試問題の英文素材をみて、自分の学生にこの文章を読ませるとなるとちょっとてこずるかもしれないといったほど、現代英語と受験でよく使われているころの英語ではだいぶ差があるのです。そういう英文素材を皆さんは訳出していかなければいけないのでそれだけでどれくらい大変なことかが理解できるかと思います。

普段どちらの英文に慣れ親しんでいるかによりますが、現代英語の文の方がはるかに読みやすいのではないかと思います。というのもあまり難しい構文や一文が複雑に絡み合っていることが少ないからです。言葉の言い回しなどもそうです。現代英語の方が情報革命によりぐっと身近なものになってきていると思います。

入試で聞かれる和訳部分の多くは日本語になじみがないような表現が多いです。仮定法だったり、助動詞の使い方だったり、現在完了や過去完了などといった分野です。また慣用表現などの訳出も問題になったりします。ただ和訳部分に関しては伝統的に問われているものなのであまり問題もないかもしれません。

和訳で難しいのが指示語が何を指しているかを明確に示して和訳しなければいけない場合です。英語では同じ言葉を複数回使うことを嫌うので、指示語や他の表現をつかってそのことをいったりしますが、これが文章を読みにくくしていたりします。指示語を明確にして和訳せよと言う問題も入試では頻出ですので押さえる必要があります。

最もてこずるのはなんといっても要約です。東大をはじめ国立大学の多くが要約問題を出します。私立では慶應義塾大学などでかなり難しい要約問題が出されています。要約をするときのポイントは普段の読解問題を解いていくときにも応用できます。要約で必要なポイントをおさえることで読解力もアップします。要約の字数は50字から多いもので200字ぐらいのものあります。ポイントはどれも同じです。付随する情報が違うだけです。要約の字数が短ければ短いほど、その文の骨子の部分だけを述べればいいでしょうし、字数が多ければ周辺の情報を織り交ぜていく必要があります。要約するにはどのように文章を読んでいくかがポイントとなります。そういったポイントを“大学受験攻略 和訳編”では紹介しています。要約は慣れればこれほどおいしい問題はありません。和訳の方がよっぽど難しいのではないかと思うほどです。点数がとれるところで確実にポイントをとる。これが受験を制するポイントです。

今からでも遅くありません。ライバル達はもう始めています。

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